こんにちは。
今回は乳歯列期(3歳から5歳頃)の子供の受け口の治療について解説していきます。
まず、検査で歯や骨格の状態を調べてから、分析結果の診断によって必要な矯正装置を決めていきます。
治療上考慮される事柄には、
1.診断: (1)上あごと下あごとの位置関係や大きさ (2) 前歯の向きや方向 (3) アゴの機能の問題
2.成長の段階:身体の成長段階、精神年齢 などの要因
3.その他の事柄:生活習慣、性格など
などがあります。
この時期では、子供が治療を嫌がってしまうと治療効果が得られませんので、
なるべくシンプルで簡単な装置が好まれます。
最近は、乳歯列期からでも使用しやすい矯正装置がいくつかあります。
例えば、当院では、お口の中に入れてご自分で取り外しができる
透明なマウスピース(ムーシールド)を夜間を中心に使うような治療ができます。
毎月の診療では、必要に応じて歯とアゴの位置を動かしやすくなるよう装置を調整して、
乳歯列の時期でも受け口を治すことができます。
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